できることをできる時に『誠意一杯、精一杯』
滋賀県内の天井川は計81本で全国総数の3割以上を占め、総延長は約15万1600メートルにもなります。
天井川とは、土砂の堆積によって川底が堤防外の平地よりも高くなった川の通称。
なぜこれほど集中しているのか???
県境の山地から琵琶湖に注ぐ各河川は延長が短く勾配が急なため、土砂の流出が激しいのが原因の一部のようで川底の土砂堆積と堤防のかさ上げが繰り返され、天井川化が進むとみられています。
市町別にみると、最多は大津市の13本。以下、長浜市と高島市が各10本、草津市と竜王町が各8本。
天井川は深刻な水害を招く恐れがあります。
2013年9月には台風18号の豪雨で、栗東市の金勝川が決壊。天井川だったため被害が拡大し、約800世帯に避難勧告が出されました。
京都府では12年8月に宇治市の弥陀次郎川が氾濫し、広範囲の市街地が浸水しました。
高島市でも鴨川が決壊し甚大な被害が発生しました。川底の土砂をさらえる浚渫作業が行われていますが・・・定期的に行う必要があるのは言うまでもありません。それにしても全国総数の3割とはΣ(゚д゚lll) 正直ビックリです!