できることをできる時に『誠意一杯、精一杯』 万木 豊です(第232号)
総務省が発表した7月の全国の消費者物価指数が前の年の同じ月と比べて「横ばい」となり、25か月続いていた上昇が止まりました。
7月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が前の年と比べて横ばいの103.4となりました。横ばいは2年2か月ぶりです。
一方、総務省の家計調査によりますと、7月の2人以上の世帯の消費支出は28万471円となり、物価の変動を除いた実質で前の年と比べて0.2%の減少となりました。2か月連続のマイナスです。
また厚生労働省によりますと、仕事を求めている人1人当たりに何人の求人があるかを示す7月の有効求人倍率は1.21倍で、前の月から0.02ポイント上昇しました。これは23年5か月ぶりの高水準です。
都道府県別では、東京都が1.76倍で最も高かったのに対し、最も低かったのは埼玉県と沖縄県で0.84倍でした。
景気の先行指標となる7月の新規の求人は、前の年の同じ月と比べると4.3パーセント増加しました。産業別でみると、宿泊業・飲食サービス業や医療・福祉が大きく増加しています。
実生活で感じることができる、景気回復を望んでいるのは自分だけではないはずです。実感できる景気回復を=))