昨日の一般質問の詳細

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できることをできる時に『誠意いっぱい、精一杯』

万木 豊です(第161号)

本日は一般質問2日目!じっと聞くのも・・・なかなかの試練です。
会派からは秋永議員が登壇されました。

昨日の一般質問の詳細です。

1つめは通学路の安全確保等について。

通学路の安全確保については、6年前、平成24年6月定例会 6 月 14 日に質問をさせていただきましたが、確認の意味も込め、また当時と状況も変わっていますので改めて取り上げさせて頂きますのでよろしくお願い致します。
平成 30年2月、文科省からの通知によりますと、通学路の交通安全を確保するために重要なことは、推進体制を確実に構築し、その下で基本的方針(通学路交通安全プログラム)に基づく取組、定期的な合同点検の検討・実施、点検結果に基づく対策の実施、 対策効果の把握及びそれを踏まえた対策の改善・充実を一連の PDCA サイクルとして繰り返し実施することとあります。また、通学路交通安全プログラムを策定した際は, 地域住民等の協力を得るためにも、
ホームページや広報誌を利用して公表し、適切に情報発信することが極めて重要です。また児童生徒に対して、 自らの交通ルール遵守はもちろんのこと周囲の状況に注意して通行する必要があることを指導するとともに、校区の危険箇所における注意すべきポイントについて、保護者や地域ボランティア等が共通理解を図るともあります。

① そこで、まず 6 年前に質問させて頂いた中からその後の経過も踏まえて次の点について問います。
まず一つ目に、
24 年 5 月から6月にかけて市内 16 の小学校の通学路の安全点検が行われました。そこで発見された問題点は?の問いに対し、歩道がない箇所で狭い路側帯を歩かなくてはならないこと、横断歩道のないところで横断しなくてはならないこと、横断歩道に歩行者用の信号機がなく、ラインが消えかかっていること、自動車がスピードを出し過ぎること、そして自動車の運転手からの見通しが悪いことが答弁されました。

二つ目に、
登下校時、特に重点を置いている生徒指導は?の問に対しては、子どもたち自身が交通事故から自分の身を守るよう、登下校時に潜むさまざまな危険を予測し、自他の安全に配慮して安全な行動がとれるよう指導しております。そのために各学校では、日ごろから交通ルールやマナーを指導するだけでなく、交通安全教室を実施したり。交通事故等の発生しやすい箇所や、こども 110 番の家などを記入した安全マップを作成しているところでございます。との答弁を頂きました。この二つの問に対しこの6年間で改善された点、新たに発見された問題点を問うものであ
ります。

② 文科省の通知には推進体制を確実に構築し, その下で地域ごとに策定された基本的方針(通学路交通安全プログラム)に基づく取組、すなわち定期的な合同点検の検討·実施、点検結果に基づく対策の実施、対策効果の把握及びそれを踏まえた対策の改善・充実を一連の PDCA サイクルとして繰り返し実施することとあります。当市ではこの一
連のサイクルはどうなっているか?

③ 防災無線を使った、子どもたちの見守り呼びかけ放送を提案します。小学校の子どもたちの下校時間にあわせて、防災行政無線による「見守り」呼びかけ放送を行っては?子どもたちの安全を見守っていただくよう、地域の皆さんにお願いするのもいいのでは?近くでは長浜市、米原市がすでに行っています。

④ こちらも提案ですがスピーカー付公用車で子ども見守りアナウンスをしてはいかがで
すか?

⑤ H29 年度の県内のスクールガード、登録者数は 27051 人となっていますが、高島市では
何名の方が登録されているか?

以上の問に対し当局の答弁は

1点目

平成24年度に実施しました「通学路の緊急合同点検」で問題とされた箇所につきましては、減速マークの表示、横断歩道の新設、歩行者用信号の新設、消えている白線の引き直し、カーブミラーの設置などの対策を講じてまいりました。

平成25年度以降も引き続き実施しております「通学路安全点検」では、横断歩道の白線が消えていることや路側帯が狭いなどの問題点が見つかり、関係機関と連携して安全確保の対策を進めております。

登下校時の生徒指導につきましては、登下校時に潜むさまざまな危険を子ども自らが予測し、回避する行動がとれるよう、児童と保護者が一緒に通学路点検を行い、安全マップを改訂するなど、先進的な取組を実施している学校もございます。

2点目

平成27年1月に高島市通学路交通安全プログラムを策定し、これに基づき通学路の安全点検を実施しております。

市内小中学校からの通学路安全点検の依頼を受けまして、教育委員会、高島警察署、都市建設部土木課・交通政策課、滋賀県高島土木事務所、学校が現地合同点検を実施しております。緊急性、実現性の高いものから安全確保に向けた対策を講じ、その後も進捗状況の共有や対策の充実を進めております。

3点目

登下校中の児童の見守り体制を強化することは重要なことだと考えております。現在は、見守り体制の強化を図るため、子ども安全リーダーやスクールガードをはじめとする地域住民の方々に見守りをお願いしているところでございます。防災無線の活用につきましては、他市の事例を参考にしながら今後の方向性を調査・研究してまいりたいと考えております。

4点目

現在、小学校の下校時間帯に合わせてアナウンスの音声テープを流しながら通学路周辺をパトロールしております。子どもたちの安心安全を守るため、引き続き見守りパトロールを行ってまいりたいと考えております。

5点目

542名のスクールガードの方々に登録いただき、各小学校で児童の登下校の見守り活動にご尽力いただきました。児童は、スクールガードの方々に見守られているという安心感の中で、安全に登下校しております。

再質問では

安全マップの作成には、どのような立場の児童が関わっているのか?の問に

(答)お答えいたします。マップの作成の際には、学校の教職員、そして子どもたち、そして保護者と一緒に作成しているというふうに聞いております。

子どもたちが参加した通学路点検の実施が大切だがどう考えるか?の問いに

(答)お答えいたします。合同点検をする際に、学校が参加する場合につきましては、教職員が十分子どもたちの思いや考えを踏まえた上で、参加するように働きかけをしていきたいというふうに考えております。

県道高島大津線・ローソン、バロー前の交差点の現状について把握しているか?の問に

(答)お答えいたします。今おっしゃっていただきました、コンビニエンスストア前の交差点のところについては、小学校の方から要望が上がっておりますので、把握はしております。併せまして、その対策案については、検討がなされているところでございます。

スピーカー付きの公用車でのパトロール活動は、年間何回しているのか?の問に

(答)お答えいたします。パトロール活動につきましては、事業計画に基づきまして1年間で22回実施しております。スピーカー付き公用車による見守り活動回数は、決して十分とは言えない数字でございます。パトロールの回数を増やすことにつきましては、車両の確保や人員確保の面から難しいところがあります。なお、「子ども110番の車」あるいは「子ども110番の自転車」を活用して、高島警察署と連携を図りながら、子どもの見守り活動の強化に努めてまいりたいというふうに考えております。

朝の見回り活動をされているレイクウエストパトロールや高島警察署等、他の団体に登下校時のパトロールをお願いされてはどうか?

(答)お答えいたします。今ご指摘いただいた点につきましては、通学路交通安全プログラムに基づきまして、関係者が集まりまして協議をしてまいりたいと考えております。

スクールガードを募集している回数や時期は?の問に

(答)お答えいたします。スクールガードの依頼等につきましては、年度末の3月にお願いをさせていただいて、年が変わりました年度が変わりました4月に正式に登録をいただくという手はずでございます。

なお、それ以降につきましては、PTAの総会とかを通じまして登録の要請をさせていただいているところでございます。

この答弁に対しての再質問で

(答)お答えいたします。スクールガードの登録につきましては、年度途中であっても機会を捉えてそういった形で広報を通して募集をしていきたいというふうに考えております。

なお、今年度から市内全域で実施をいたしました地域学校協働活動がございますので、そういった中でもお願いをさせていただこうというふうに考えております。

高校生の安全な自転車使用について、高校に要望をしてほしい。の問には

(答)お答えいたします。自転車の安全な走行につきましては、小学校、中学校、高校が連携をしながら対応してまいりたいというふうに考えております。

明日は、2問目のいじめ、不登校、虐待相談のLINE相談窓口を!のQAをアップします。

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